現在、アトーピー性皮膚炎、化学物質過敏症、等アレルギー疾患を中心に建築物の健康への被害が問題となっております。そのような状況の中当然建築業界ではホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等の化学物質を使わないようになってきましたが、なかなか完全に取り除くことはできません。
我が社では、というより私は大学を出て10年の会社員生活から親父の塗装業をつぎました。継いだとたん重度のアトピー性皮膚炎になりました。首から上を書き壊し、皮膚が硬直して首が思うように回らない、アトピーの傷口からヘルペスになり顔中が水泡だらけとなり、2回入院もしました。そんな中、なんとかステロイドを使わずに直そうと決心をし、今では9割方回復しております。
今でもほとんど毎日現場にでておりますので、特に室内の工事では他の職人よりも敏感にというかなんとなく「化学物質が多いなぁ」とかが分かります。
そんなつらい経験をしたからこそ、お客様の健康住宅へのこだわりには非常に共感できます。また、勉強もしました。
外壁の塗り替え等も今ではほとんどホルムアルデヒドの飛散の極めてすくない水性系のものが主流となってきております。外部の鉄部などには私はあえて昔ながらのホルムアルデヒドの飛散の認定を受けてない塗料も使うこともあります。それはあきらかに現在のものより耐久力がある。つまり「持ちがいい」等のメリットがあるからです。常に適材適所です。
室内の塗り替えあるいは新築では、外部以上に気を使う必要性があり、お客様のご要望に答え、適正な自然塗料を塗ることが責務だと考えております。アトピー等で悩むお客様の病気自体を治すことはできませんが、経験者・体験者としてだからこそ、安心してそのような配慮もできる塗装業者であると自負しております。
その取り組みと、実際の職人としての腕・技術力が評価されドイツの自然塗料メーカーであるオスモ社から東京で唯一のマイスター会員に認定されました。
先ほども述べましたが、私がそのような症状を治すことはできませんが、自然なものの中から適正な塗料を選び施工するアドバイスはできます。どうぞ、室内の塗り替えから、新築の塗装、外部の塗り替えまで御気軽にご相談ください。 |